3月18日、町の学校の最後の卒業式。もちろん「最後」というのは私だけに当てはまることなのだけれど。
会場の日比谷公会堂は、1929年に完成されたという建物。モダン建築を見て喜んでしまうコロニアル根性の持ち主たる私は、 周りの写真を撮ってみる。建物の横にある窓の意匠などはとてもおもしろいなあ。こうした建物で式が挙げられるのは幸せだろうなあ、と思う。 そういえば、私の場合は何の変哲もない大学講堂ばっかりだったなあ。いや、博士は由緒正しい講堂(日比谷公会堂より古いと記憶している) だっけ。これまた幸せだねえ。…などと考えつつ講堂の周りを歩いていると、さっそく学生たちに出くわす。
馬子にも…というのは失礼だが、やはり女子学生が多いと華やかである。あたり一面袴だらけ、という異様な光景。しかも、 異様に赤を基調にしたものが多い。目をぼんやりとさせてみていると、あたかも紅衛兵のように見えてくる(半分冗談です)。 何だかんだといいながら中へ。中はこじんまりしていて、やはり上品な感じが漂う。サイドにある売店の天井の低さが、 この建物の伝統と古さを思い起こさせる。
午後1時、学生席に紛れ込みつつ式を見る。いつもより時間短縮を狙ってか、学位記授与がやたらスピーディだ (ここは全員に学位記を壇上で授与する)。だから都合2時間ほどで終了。まあ、そうでないとだれてしまうわなあ。それでなくても…。
それにしても、ほとんどの学生が校歌を歌えないのは驚いた。でもまあ、考えてみれば私も大学のときの校歌なんてほとんど歌えない (笑)。やはり何らかのイベント?でもないと、覚える気にはなれないのかもしれない。ちなみに、大学の校歌はホントにヘンな歌やったなあ。 中学と高校の校歌がよかっただけにがっかりした覚えがある。
式のあとは、卒業パーティ。17時半から、某ゆりかもめ駅近くのホテルにて。男子学生および教員にとっては、 この間の時間も結構暇をもてあます。女子学生の着替えの時間を入れているため、時間に余裕がありすぎるのだ。私は16時半前には到着、 ホテルを探検しておりました。しかもあんまり探検するところもないという…。腹は減るし、疲れるし。
パーティはつつがなく?終了。立食パーティにしてはやや手狭な会場ではあるが、まあ、こんなもんでしょう。料理も飲み物も普通… くらいだろうか。とりあえず腹ごしらえを。
ここの卒業式は、年々淡白になっているような気がする。二年ほど前はスライドなどの「泣かせる演出」がけっこうあったのだが、 今年はやたらとあっさりしていた。昔は周りの学生たちがけっこう泣いていたのだが、今年は泣いてる学生の方が少ないくらい。淡白なもんだ。 あっさり気質は他の要素も絡んでるんだろうか。唯一の演出?は、この白い羽根がばーっと落ちてくる…少々ブラックな気持ちで撮影(笑)。
その後、某駅近くのイタリアン?に移動し、しばらく楽しんで帰宅。ぎりぎり午前様(?)。
だから、このblogのアップした日は偽造?でございます。
これで町の学校の本年度はすべて終了した。町の学校で授業したのはまる4年か。いろいろあったこの期間を一言で言ってしまえば、 「楽しかった」ということになろうか。学生に感謝するのみである。

